素材✖︎ベンチャーで研究開発をしたい!成功体験に囚われず、ゼロイチを創り上げる挑戦。

2021 7/26

TBMの開発・生産本部で、新素材LIMEXの研究開発から、アプリケーションエンジニアや製造まで、幅広い役割を担う土肥さんにインタビューを行いました!

これまで大手メーカーで発泡材や耐火材の研究開発を行い、2021年4月にTBMへジョインした土肥さんに、TBMへ転職を決意した理由や、現在の業務のミッション、今後成し遂げたいLIMEXの展望についてもお話ししていただきました!

目次

#1. 前職の用途開発で経験した、製品化の難しさとやりがい

ー 前職ではどのような業務を行っていたんですか?

前職の積水化学工業では、衝撃吸収・防水・断熱の用途としてエレクトロニクスや自動車などに使用される発泡材と、耐火・防火の用途として住宅などに使用される耐火材の開発に従事していました。
最初は発泡材事業部にて、研究所での基礎研究を行い、4年目に埼玉県の工場へ異動してからはお客様の要望をヒアリングし設計に反映する開発と、製品の良さを分かりやすく伝える技術サポート業務を担当しました。その時にスマホ用の発泡材を、中国、アメリカなどの海外営業と一緒に拡販し、数十億円の売り上げを生み出し、会社表彰を2回受賞することができました。これは私にとって自信につながる成功体験となっています。

その後、耐火材事業部に異動してからは、耐火材の既存品改良を行いながら、営業と連携し用途開発を4年半ほど担当しました。ここでは薄い発泡材の開発経験を活かし、耐火材でも薄物開発の研究を進めていました。

個人的には開発だろうと営業だろうと関係なく、お客様に喜んでもらうことを第一として、自分の役割を全うすることが大事だと思っています。前職では、「作るのは開発、売るのは営業」ではダメで、開発も営業と一緒にお客様の声を聴いてニーズを掴み、期待に応える方法を考え抜く必要があると学びました。

#2. 「闘志と覚悟を持つ人たちと新しい挑戦をしたい」TBM入社の理由

ー なぜTBMへの転職を考え始めたのでしょうか?

新型コロナウィルスの影響で自分のキャリアを考える時間が増えたことがきっかけです。「数年後にはあの上司のようになって、10年後にはこんな仕事をして…」と想像した時に、正直、まだ挑戦したりないなと感じました。私は、ありがたいことに前職でかなり自由にやらせてもらっていた方ではありますが、やはり大企業ということもあり、どうしても失敗できない風土がありました。そこから、どこか自分の知らない世界で、何か新しいチャレンジをしたいと考えるようになりました。

そんな時に、2年前に知ったTBMのことを思い出したんです。開発者にとって、炭酸カルシウムは“安いかさ増し材”というイメージが強いため、炭酸カルシウムを高充填しているLIMEXを知った時には強い衝撃を受け、ポジティブな印象が残っていました。そこで、転職エージェントの方との面談の際にその話を伝えると、「土肥さん、TBMのカルチャーに合うと思います!」と仰っていただき、応募を決めました(笑)

ーTBMは元から知っていたんですね!TBMへのジョインはどんな理由で決断したのでしょうか?

事業内容や理念に共感したことはもちろんですが、選考中に出会ったメンバーから溢れる「闘志」と、覚悟を持った「目」に惹かれて入社を即決しました。特に、開発・生産本部長の水野さんとの出会いは衝撃的でしたね、考え方や持っているビジョンのスケールに「大手にはいない人だ」と感じました。こんな人たちと働いてみたいと素直に思ったんです。

あとは、TBMの「売る力」も入社した理由の1つです。大手化学メーカーとは違い、素材や商品を拡販していく際のメディア活用がうまいなと思っていました。また、化学メーカーで素材自体のブランディングに注力している企業は多くない中で、素材を魅力的にブランディングし、お客様自らが「素材を選ぶ」ような仕組みを作っているのは、開発担当としても心惹かれました。

なぜ、私がプロモーションやブランディングに関心があるかというと、技術屋として全身全霊をかけて開発し生み出したモノも、売れなければ世の中から消えてしまうという悔しい思いを経験してきたからです。発泡材のように拡販が成功するケースもある一方で、開発しても売れない、製品化できないものも多くあり、どんなに優れた開発品でも、「売る力」が必要だと、学ばせてもらいました。だからこそ、開発したものを売ってもらうという意識ではなく、自分自身の売る力や工夫して提案する力を高めて更に成長していきたいと思い、TBMで挑戦する決断をしました。

#3. 開発と営業が連携し、0から1を創り出す醍醐味

ー今はTBMでどのような業務を行っているのでしょうか?

今は食品容器など真空成形品の開発を担当しています。LIMEXは初めて扱う素材のため、苦戦する場面もあるのですが、使い捨ての食品容器をLIMEX製に切り替えてもらえるよう開発を行っています。
また、お客様のニーズにスピーディーに応えるため、営業と開発を繋ぐリエゾンという役割も担っています。営業メンバーと密に連携しながら、開発を進めていきたいです。

ー 前職でのご経験を活かし、営業と二人三脚で進めているんですね!現在の業務を行う中で、TBMならではの面白みだと感じることはありますか?

営業側に様々な業界から転職してきたメンバーがいることは、とても面白いですよ。LIMEXは無限の可能性を秘めた素材なので、営業や開発においても柔軟な発想が求められます。TBMの営業は今まで出会ってきた「技術営業といえばこういう人」というイメージと異なる人が多く、様々な考え方に触れられるため、自分の常識の枠が広がっている感覚があります。

また、TBMの人脈の広さにも驚きました!前職であれば、商品の提案は担当者や部長クラスから始めることが普通でしたが、TBMは最初に営業させていただく相手が、社長や役員クラスというケースが多々あります。LIMEXの営業では、TBMが実現したいビジョンを含めて共感していただく必要があるため、そういったレイヤーの方々に直接ご提案できるのは非常にありがたいです。更に技術力を高めて、営業と一緒に、強みである人脈を活かしていきたいですね。

ー 逆に、TBMならではの難しさだと感じることはありますか?

社内外からの期待に応えるためにスピーディーな開発が求められるところです。スピーディーな開発には、各部署との綿密な連携が必要になります。
ベンチャーらしく、物事がどんどん進んでいくため、私自身も入社数ヶ月で「後でメール送ればいいや」ではなく「今メール送ろう」「すぐ電話しよう」というスタンスになりました。まだ数ヶ月しかTBMで働いていないですが、もう1年くらい働いている感覚です。毎日多くのことに頭を使っているので1日を長く感じるようになりました。

また、自分の仕事を点から線にした経験や大きな成功体験がある人は強いと思います。結果が出ないことや失敗を他責にして、「環境を変えたら自分も変わる」という気持ちで TBMにジョインするのはあまりオススメしません。
基本的に、自分で0から1を創ることが求められる仕事が多いので難易度はとても高いですが、そこを非常識な思考と手法で乗り越えていくことがTBMで働く醍醐味だと思います。
ただ、逆に成功体験に縛られている人は自分の枠に収まってしまう可能性もあります。状況を的確に掴み、流れを自ら創ることができる柔軟性、頭の柔らかさも必要です。TBMは異業界から飛び込んできた人がたくさんいるので、私自身、思考の幅が広がった感覚がありますね。

#4. 今後、自らの手でLIMEXの可能性を広げていく

ー 今後TBMで成し遂げたいことや展望を教えてください!

LIMEXの真空成形製品については、既に導入事例もでてきていますが、更に多くの方々に使っていただけるようにスピード感を持って研究開発を進めます。また、自分がこれまでやってきた発泡材や耐火材の研究を活かして、車の部品や電子機器などに利用してもらえるような、より付加価値の高いLIMEX製品を作っていきたいと思っています。

新しい仲間にどんどんジョインしてもらい、開発分野をスピード感を持って広げていきたいですね。TBMにもし興味がある方がいたら、自分の「これをやりたい!」というワクワクを持って入ってきてもらえると嬉しいです。
素材領域で挑戦しているベンチャーは多くはありません。だからこそ「自分のやりたい」と「自分に求められること」のベクトルを合わせ、楽しんで前に進められる環境なのではないかと思います。一緒にこの貴重な機会を楽しんでくださる方をお待ちしています!

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