TBM新卒1期生に聞いてみた!
“初”新卒採用のベンチャーに何故飛び込んだのか?

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2021年4月1日、TBMに新卒1期生となる11名のメンバーが入社しました。
今回は、3名の新卒メンバーに「どんな学生時代を送っていたのか」「なぜTBMを選んだのか」を聞いてみました!

※所属や業務内容は、インタビュー当時のものです。

目次

#1. 学生時代に取り組んだこと 

ー まずは3人がどんな学生時代を送っていたのかを聞いていきたいと思います。皆さんは学生時代、どんな学生だったんですか?

Kitagawa: 大学時代、「美容×サステナビリティ」をテーマに、2カ国に留学した中で、多様な視点を持つ大切さを学びました。私の留学計画は、オランダでサステナブルビジネスを学んだ後に、その実践としてフィリピンでインターンを行うというものでした。オランダでは、肉を食べることが環境負荷になっている事実を知り、フィリピンでは、食事の前にお祈りをして、命を無駄にしないように血まで料理するという習慣を知りました。
一方は環境負荷を下げるため、他方はロスを出さないため。「サステナビリティ」と言っても切り口が全く違うということを知り、様々な角度から考える重要性を学びました。

Watanabe: 私は学生時代の経験の中で印象に残っている出来事が2つあります。1つ目は、中国を旅した際に感じた、地方と都市の壮絶な格差です。地方の村人たちの生活は、ボロボロの井戸から汲み上げた茶色に濁った水を生活用水にしていたり、料理は火起こしから始めたりと、昔話のような生活水準でした。私が当時住んでいた上海や広州といった都市部との格差に衝撃を受けました。この経験から「貧困地域の生活水準の底上げに貢献したい」と考えるようになりました。
2つ目は、南半球に浮かぶ船の上で目にした、友人の涙です。「世界青年の船」事業に参加した際、バヌアツ出身の友人が気候変動によって受けた凄惨な被害を、涙を流しながら話してくれました。泣きながら気候変動の脅威を一生懸命に伝えようとしてくれる友人の姿を見て、胸が締め付けられました。そしてこの時、地球のどこか遠くの出来事だと思っていた環境問題が自分ゴトになりました。

Inoue: 私は海外でのボランティア活動に注力していました。その中で意識していたのは、多様な価値観を持つ人々と自分自身を重ね合わせて考えることです。例えば、衣食住に関する生産から消費までを、可能な限り自給自足で行うフィリピンの水上生活地域の人々に出会い、自分がいかに生産地や生産者に無関心だったのかを思い知り、公民館を活用して村全体で子育てをするインドネシアの農村地域の人々と出会い、自分の「家族」「子育て」への固定観念が変わりました。
海外に足を運び、様々な人と出会い、感じる中で、自分のアイデンティティも問い直すようになりました。それまでは、自分は“マジョリティ側”で、多様性は関係のない話だと思っていましたが、自分を見つめ直す中で自分も多様性の一部であると理解しました。

ー ありがとうございます。学生時代の海外経験が皆さんの価値観や考え方を大きく変えたのですね。では、上記のような経験をした皆さんが何を考え、TBMへの入社に至ったのでしょうか?

#2. ファーストキャリアとしてTBMを選んだ理由

Watanabe: TBMなら「貧困地域の生活水準の底上げ」に貢献できると確信し、志望しました。就活当時は「産業創出」「環境問題」「国際的影響力」といったキーワ―ドを軸に、資源や素材、インフラ業界を中心に見ていたのですが、TBMの存在を知り、衝撃を受けました。
LIMEX事業を中心とするTBMなら、水資源や森林資源が乏しい地域でも産業と雇用を創出することができ、地方格差の是正に貢献できると思いました。さらに、運命的だと思ったのは「中国・河南省でのLIMEX事業化に向けた基本合意締結」に関するリリースを読んだ時でした。私の過去、現在、未来に橋が架かったように感じ、TBMの志望を決めました。

ー 渡邊さんは新卒採用ページがオープンする前の段階で、TBMの門を叩いてくれましたね(ベンチャーらしい。。)続いて井上さんは、なぜTBMを選んだのですか?

Inoue: TBMでの挑戦が、自分の進みたい未来に橋を架けることに繋がると思ったからです。私は、多様性がポジティブに作用する、インクルージョンな社会づくりに貢献したいと考えていましたが、そのために何をしたら良いのか、自分の将来像を描き切れずにいました。そんな中、TBMの新卒採用ページで「社会の常識を根底から変えていくパラダイム・チェンジャー」という言葉を目にし、私が目指したい姿はこれだと惹きつけられました。
さらに、部署別採用の選考を通して、求められる具体的なスタンスやスキル、「自分の将来像」と「TBMが期待する将来像」のすり合わせを行い、TBMと自分自身の進みたい未来へ同時に橋を架けていけると確信しました。

ー 部署別採用は、新卒であっても入社前から自分のミッションを明確に把握できる採用方法だと思います。井上さんにはこれが合っていたんですね!続いて北川さんに聞いてみたいと思います。

Kitagawa: TBMのビジョンと自分が成し遂げたいことが一致したこと、高い志を持つTBMの人々に対する強い憧れを抱いたこと、この2点から「TBMしかない」と思い、志望しました。
「日本をサステナビリティ先進国にする」という思いを持って環境NGOで働いていていましたが、非営利活動には限界があり、経済的に持続可能な仕組みで環境問題を解決したいという想いが強くなっていきました。そんな時にエコロジーとエコノミーの両立を目指すTBMに出会い、自分が成し遂げたいことそのものだと強く感じました。
さらに、TBMのイベントで「我々はただモノを売っているのではなく理念を売っている」と営業の方の言葉を聞いて、会社の理念が社員に深く浸透していると感じたのです。このような志の高い方々と世界を変える仕事がしてみたいと思い、TBMの入社を決意しました。

ー 北川さんはTBMのことを知りたいがあまりに、中途採用のミートアップイベントに間違えて参加してしまったということもありましたね (笑) 

#3. これからTBMで何を成し遂げたいか

ー 最後に、現場へ既に配属されている3人が、これからTBMで何を成し遂げようとしているのかを聞かせてください。

Inoue: 私は「進みたい未来を魅せる」ことを成し遂げたいです。「ワクワクする」「同じ船に乗りたい」と思ってもらえるような、「TBMが進みたい未来」を魅力的に伝えることで社内外の方々をファンにしていきたいです。
現在、業務としては採用コミュニケーションの領域を担当しています。TBMの人や組織について、それぞれのストーリーを自分ゴト化し、想いと共に魅力が伝わるコミュニケーションを目指していきたいです。

Kitagawa: 私が成し遂げたいことは、「ビジョンとロジックを両立する」です。地球規模の挑戦を続けるためには売上を上げていくことが必須ですし、TBMの事業がサステナブルであることを伝えるためには明確なデータや数値が必要になります。自分に課せられた数字にこだわり、データを駆使しながら大きな夢を掲げる、そんなバランスが取れた人材に、私はなりたいです。TBMが取り組むサステナビリティ革命の意義に、営業先のお客様から共感していただき、売上実績に繋げていきます。

Watanabe: 私は、地域経済の持続的な発展に繋がる「循環型産業」を世界で創りたいです。その第一歩として、世界に先駆けた循環型産業のロールモデルとなる、中国・河南省でのLIMEX事業を成功させます。そして数年後には中華圏を担う存在となり、LIMEXをグローバルスタンダードな素材にします。
また、感謝と謙虚の心を常に持ち、どんな逆境でも諦めず、最後まで貪欲にやり遂げる、そんな働きをしたいと考えています。世界中どこに行っても、お客様や関係者の皆様から「TBMらしいね」「さすがTBM」と仰っていただけるような働きをすることで、LIMEXと一緒に「TBMが大切にする価値観」を世界に浸透させていきたいです。

今後も新卒メンバーの活躍の様子をお届けしていきます!
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