部署横断で行う、メンバーと組織のための入社後3ヶ月面談
実際の感想を聞いてみました!

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※所属や業務内容は、インタビュー当時のものです。

目次

#1. 「3ヶ月面談」とは

入社3ヶ月目に行われる面談です。日頃実施している、自分が所属する部署のマネージャーとの1on1とは違い、この面談の特徴は他部署のマネージャーと行うという点です。

他のチームにはどんな人がいるんだろう?

このモヤモヤを誰かに共有したい…!

こうしたらもっと活躍できるかも!

#2. 導入したきっかけ

2019年から2020年にかけて、TBMの組織は急激に拡大してきました。その中で、2つの課題感を持ち始めたことが導入のきっかけです。

課題の1つ目は、他部署メンバーとの繋がりの強化です。
TBMでは仲間へ感情移入をしながら働くことを大切にしています。ただ、毎月複数名の新しいメンバーが入社したり、拠点が複数に分かれたりする中で、どうしても互いを知る機会が減り、歯がゆさを感じていました。

2つ目は、新しく入ったメンバーにイキイキと働き、即戦力として長期的な活躍をしてもらいたい、という想いからです。
TBMにジョインしてくれるメンバーは、その大多数が中途入社で、前職との様々な違いを感じるメンバーも少なからず存在します。その違いを楽しみながら、TBMをより良いチームにするために取り入れたほうが良いアイデアがあれば、提言してもらえるようにしたいと思い、この面談の時間を設けました。

実際にマネージャー陣が中心となってこの制度を検討していたときには、グッドパッチさんの「1・3・6インタビュー」などを参考にしました。

#3. 実際の様子、実施したメンバーの感想
(マネージャー、3ヶ月目のメンバー)

マネージャーの感想

3ヶ月面談は、「まずは互いを知り合いましょう」そして「ぶっちゃけ話をしましょう」と言って始めています。
ちゃんと話すことが初めての人に対して、自ら「ぶっちゃけ話」をする人はそれほど多くないかもしれませんが、まず、この場は新しく入社したメンバーとの距離を縮め、「ぶっちゃけ話」を聞いて、一緒にTBMをもっともっと良い組織にしていくための場である、と伝えることから始めています。

3ヶ月面談を導入する前、新入社員の紹介は毎月メールで社内に展開されるので、入社した動機や役割はある程度は分かっているつもりでした。しかし、3ヶ月面談の場で実際に前職でのエピソードや入社時の想いを交えて話を聞くと、その人の解像度がグッと上がり、感情移入できている自分に気が付きました。また、新しく入社したメンバーから見た既存メンバーやチームの雰囲気を聞くことで、これまでは見えてこなかった関係性や課題が見えてくることもあります。

また、新しいメンバーの提案を受けて、自分が入社したときに「もっとこう出来たら」と思っていたことと重なる部分もあり、その想いを実現しよう、という熱が再燃することも結構あります。各メンバーの「やりたい」が実現できる組織づくりにこれからも励みたいと思います!

3ヶ月目のメンバーの感想

「面談」といっても、堅苦しいものではなく、「対話」の時間だと感じました。

「まずは互いを知り合いましょう」そして「ぶっちゃけ話をしましょう」と、冒頭に伝えてくれるので、固く構えることなく、すんなりこの時間に入ることができました。「一緒にTBMをもっともっと良い組織にしていくための場」と言うと少し構えてしまいますが、実際は「対話」の中で、自然とこういう会話になっていく、そんな雰囲気です。

普段、部署も違い、仕事での関わりも少ないと、ある程度自分の業務を知っているものの、細かい業務内容まではわからないものです。日頃1on1を行っているマネージャーではない相手に自分の業務のことを話すことは、改めて、自分の業務を整理するきっかけになります。

それとともに、TBMで仕事をする上での「思い」を整理するきっかけになることがとても大きいと感じました。自分が大事にしたいこと、これからチャレンジしたいこと、そんなことを改めて考える機会になりました。

単純に、他部署のマネージャーとの距離を縮めることができる、ということもありますが、他部署にも仲間がいる、ということを身をもって感じられるのがこの面談の良いところだと思います。

この面談で話をした「これからのチャレンジしたいこと」、それができたときは報告してみたりして、その後も担当してくれたマネージャーとの関係は続いています。面談の1時間という時間だけでなく、面談の後もこの時間が持つ意味は、続いていくと思います。今後も是非、この制度を続けていってほしいと思っています。

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